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骨折したら接骨院?整形外科?

骨折 松葉づえ 女性

皆さんは骨折をしたことがありますか?

私はあります。骨折です。それも3回(笑)
左鎖骨、左手首、右足の小指です。

結構痛いですし、腫れますし、内出血しますし、何よりメンタルがやられます。

そんな時、「接骨院に行くべきか?整形外科に行くべきか?」迷いませんか?

そんな疑問をこの記事では解決していきます!!

目次

骨折したら接骨院?整形外科?

柔道整復師の立場でこれを言うと大変なお叱りを同業の方から受けると思いますが、痛めてしまった方に向けて書いていますので、私の立場など別に関係ありません。

先に答えを言うと、基本は「整形外科」です。

応急処置に限り、接骨院で整復・固定をします。

それ以外は整形外科で診断、画像診断、治療を受けます。
その後、医師の同意を得ることで、接骨院で施術受けることも可能です。

次の項目からは、骨折したとき、
①接骨院でできること
②整形外科でできること   についてまとめていきます。

接骨院でできること

指 固定

骨折に対して接骨院でできることは、

①応急処置としての整復・固定
②医師の同意を得た場合に、骨折箇所の施術  です。

接骨院に勤務する先生は柔道整復師です。

柔道整復師は国家資格ではありますが、医師免許ではありません。

そのため、「診断」はできません。
レントゲンやCT、MRIの撮影、麻酔もできませんし、手術ももちろんできません。

しかし、骨折の処置は時間との勝負でもあります。
処置が長引くほど、整復は困難になり、合併症や続発症のリスクは高くなります。

その場に柔道整復師がいたり、接骨院が近くにあったり、夜間緊急の場合などであれば、なるべく早い処置を行った方が良いです。

柔道整復師は麻酔や画像診断ができませんが、骨折や脱臼の整復・固定に関しては整形外科の先生に引けを取りません。

とはいうものの、骨折をした時には、合併して損傷を起こしている個所もあるかもしれませんし、別な症状が続発する可能性もあります。必要であれば手術も視野に入ります。

そのため、応急処置後は整形外科の受診が必要不可欠です。

その後医師の同意を得ることで、接骨院でも骨折部の施術が可能です。
こまめな電気治療や温熱療法などで治癒を早めることができますし、整形外科ではあまりやってもらえないリハビリの運動指導などもしてくれます。

整形外科と比べて待ち時間も少ないですし、夜遅くまで診てくれる接骨院もあります。
こまめに通院することで、早い社会復帰も期待できます。

柔道整復師や、接骨院については詳しい記事がありますので、そちらをご覧ください。




整形外科でできること

医者 腕組

整形外科の先生は医師免許を持つお医者さんです。

できることは接骨院の比ではありません。
レントゲンやCT、MRIの撮影はもちろん、麻酔や手術、注射、投薬など、できることは多いです。

柔道整復師は、脱臼・骨折・打撲・捻挫・挫傷で慢性でないものしか健康保険は使えませんが、整形外科医は幅広い疾患にももちろん対応します。

しかしながら、できることが多い分、対応しなければならない患者さんの数も必然的に多くなります。そのため、「待ち時間が長くなる」傾向があります。

また、「〇〇日後に来てください」など、治療間隔が長くなる傾向もあります。
これは、先生が「その通院頻度で問題ない」と考えてのことだと思いますが、不満を抱く患者さんも多いです。

正直なところ、私は柔道整復師の立場から整形外科の先生を尊敬しています。
だからこそ、柔道整復師も地域に貢献するため、常に勉強しなければならないと思います。




まとめ

松葉づえ 女性

いかがでしたでしょうか?

まとめると、
骨折をしたら「応急処置は接骨院、基本は整形外科」です!!

冒頭で話をしたように、私は3回骨折しました。
いずれもまずは接骨院で診てもらい、その後整形外科を受診し、その後は接骨院で施術を行いました。

応急処置が早かったからか、特に合併症や続発症はありませんでしたが、やはり画像診断や医師の診断を受けると安心しますね!

当院では夜間緊急の受付や、土日・祝日も営業をしております。
夜間の救急外来の当直が必ずしも整形外科の先生とは限りませんので、夜間緊急の際は当院にお電話ください。






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