O脚矯正・X脚矯正【原因やセルフケアの方法教えます!おしゃれに服を着こなそう!】
毎日暑い日が続いていますね(´Д⊂ヽ
薄着になる日が増えてきて、気になるのがボディラインですよね。
私自身は、O脚で悩んでいた時期がありました。歩いているところを後ろから写真で撮られて、自分で思っている以上にO脚でショックを受けた記憶があります。
今回は私の経験をもとに、O脚やX脚は克服できるということを読者の方に知ってもらいたく、この記事を書きました!
この記事では、
・そもそもO脚、X脚とはどんな脚か
・注意が必要なO脚とX脚
・O脚、X脚の原因は何か
・O脚・X脚のセルフケアの方法
につい書いていきますね(^_-)-☆
目次
- ○ O脚・X脚とは
- ○ 注意が必要なO脚・X脚
- ○ O脚・X脚のセルフチェック
- ○ O脚・X脚の原因
- ○ O脚・X脚のセルフケア
- ・正しいスクワットをしよう!
- ○ 最後に
O脚・X脚とは
【O脚】
膝関節を中心に、外側に膨らんだ脚の形を「内反膝(ないはんしつ)」と呼びます。これが左右対称になると、その時は見た目がアルファベットの「O」の字に見えるため、「O脚」と呼ばれます。成人の単なるO脚の場合、痛みを訴えたり、歩きづらいなどの機能の異常を訴えることはありません。新生児~乳児くらいまではO脚をしており、特に問題とはなりません。歩行すると徐々にO脚は改善していきます。【X脚】
膝関節を中心に、内側に膨らんだ脚の形を「外反膝(がいはんしつ)」と呼びます。これが左右対称になると、その時は見た目がアルファベットの「X」の字に見えるため、「X脚」と呼ばれます。成人の単なるX脚の場合、痛みを訴えたり、歩きづらいなどの機能の異常を訴えることはありません。子供が歩き始めるようになると、O脚だった脚は徐々に膝関節を中心に内側に膨らみだします。その後、成人になるとわずかに膝が4°ほどわずかに外反(X脚気味)した状態に落ち着きます。※膝から上がX脚の特徴、膝から下がO脚の特徴をもてばXO脚となります。
注意が必要なO脚・X脚
【➀Blount(ブラント病)】
原因不明に起きる脛(すね)の骨の膝付近の成長障害によって、ひざ下の脛(すね)の骨が内側に曲がってしまう病気です。生まれた時にはこの変形は無く、成長と共に症状が現れます。1~3歳までに発症するものと、8歳以降に発症するものがあります。特に前者は、成長の過程で起きている生理的なO脚と区別するのが非常に困難です。【➁変形性膝関節症】
主に加齢によって関節の軟骨の摩耗やすり減りが起こることで、関節の変形をきたす慢性で進行性の関節疾患です。変形性膝関節症は、50歳代に発症することが多く、男女の比では1:3で女性によく起こります。見た目の変形は膝のO脚変形が変形性膝関節症の全体の85%を占めています。こちらについては過去の記事で詳しく紹介しておりますので、そちらをご覧ください!・参考:その膝の痛み、もしかして「変形性膝関節症」かも!?【解説・対処法】
【③くる病】
現在ではあまり見られませんが、骨の成長に不可欠なビタミンDの欠乏などによっておきる疾患です。多くが2歳児までの乳幼児に発症します。O脚やX脚などの変形を起こします。骨の石灰化障害を起こすため、頭蓋骨、特に後頭部や頭頂部が特に柔らかくふにゃふにゃと感じます。ビタミンDは身体で作ることのできるビタミンで、一種のホルモンのような働きをします。こうしたホルモンの異常は低身長を伴うことが多いため、注意が必要です。逆を言えば、O脚やX脚に低身長を伴う場合には、代謝性疾患や、ホルモンなどの内分泌疾患の疑いもあるため、詳しい検査が必要です。また、O脚やX脚の変形が片方のみで、一方の内反膝や外反膝を起こしている場合には、腫瘍や怪我、麻痺などの疑いがあります。
O脚・X脚のセルフチェック
鏡の正面に立って、胸を張って気を付けの姿勢をとりましょう。セルフチェックする際には前かがみで自分の身体を見てチェックするのではなく、鏡に映っている自分の姿を確認するようにしましょう!
【O脚のセルフチェック】
➀両太ももの間が開いている➁両膝の間が大きく開いている
③膝頭がまっすぐ前を向いていない(内側or外側を向いている)
④両方のふくらはぎがつかない
⑤両方のふくらはぎの外側が出っ張っている
⑥両方の内側のくるぶしがくっつくorくっつかない(程度による)
⑦足の親指の付け根がくっつかない
⑧足が内側を向いている
【X脚のセルフチェック】
➀両太ももの間が閉じている(狭い)➁両膝がくっつく
③膝頭がまっすぐ前を向いていない(内側or外側を向いている)
④両方のふくらはぎがつかない
⑤両方のふくらはぎの外側が出っ張っている
⑥両方の内側のくるぶしの間が大きく開いている
⑦足の親指の付け根がくっつかない
⑧足が外側を向いている
【XO脚のセルフチェック】
➀両太ももの間が閉じている(程度による)➁両膝がくっつく
③膝頭がまっすぐ前を向いていない(内側or外側を向いている)
④両方のふくらはぎがつかない
⑤両方のふくらはぎの外側が出っ張っている
⑥両方の内側のくるぶしがくっつくorくっつかない(程度による)
⑦足の親指の付け根がくっつかない
⑧足が内側を向いている
O脚・X脚の原因
何らかの疾患が原因で起きるO脚・X脚は除いて、成人の単なるO脚・X脚の原因は様々で、特定するのは困難です。ですが、強いて言うなら「身体の左右対称に起きるバランスの乱れ」です。
そもそも、人間は左右対称の生き物ではありません。左右の内臓も違えば、利き腕、利き足も違います。左右非対称が当たり前で、左右非対称なのがバランスが取れている状態です。
「左右非対称なのがバランスが取れている状態なら、そもそもバランスなんて乱れないじゃないか!」と思われがちですが、そうではありません。
思い出してみてください。
「O脚」:“膝関節を中心に、外側に膨らんだ脚の形を「内反膝(ないはんしつ)」と呼びます。これが左右対称になると、その時は見た目がアルファベットの「O」の字に見えるため、「O脚」と呼ばれます。”
「X脚」“膝関節を中心に、内側に膨らんだ脚の形を「外反膝(がいはんしつ)」と呼びます。これが左右対称になると、その時は見た目がアルファベットの「X」の字に見えるため、「X脚」と呼ばれます。”
そうです。O脚やX脚は“左右対称”に症状が出たものです。
ここで何が言いたいかというと、O脚やX脚は左右両方改善しなければならないということです。
当たり前のことだと思いますが、実はここを勘違いしている人も多いのです。
よく整体で「左右の足の長さが~」「左右のバランスが~」などと言いますが、実際のところ左右非対称なのが当たり前なのですから、そんなのは違って当たり前。O脚やX脚の場合は“両方”を改善しなければならないということです。
では、人は左右非対称でありながらも、同時に左右対称に影響を受ける生活習慣とは何でしょうか?
それは長時間の座位・立位などの偏った姿勢や、歩き方の癖、靴、足の形などです。これによって使う筋肉に左右対称に不均衡が生じ、左右対称に骨盤の傾斜(前傾・後傾)や股関節、膝関節、足関節のねじれ、足のアーチの問題などを起こし、O脚・X脚を作ります。
O脚やX脚が足のアーチに影響することももちろんありますし、その逆もあります。足のアーチの異常については別の記事で詳しく書いていますので、そちらをご覧ください!(^_-)-☆
・参考記事:足のアーチの乱れが原因で起きるトラブル【まとめ】
O脚・X脚のセルフケア
O脚・X脚のセルフケアは、他のサイトにも何やら詳しい筋肉の名前や細かいそれぞれの動作が書いてあり、正直覚えるのが面倒ですよね?しかも、実際にはどこかを部分的にケアするのではなく、身体全体で左右対称にケアしなければなりません。そして何より、何かしようとしても複雑だったりすると長く続きません。
そこでお勧めしたいのが、「スクワット」です。スクワットは筋トレの多様と呼ばれるほど多くの筋肉を使います。ここで言うスクワットは特殊なスクワットではなく、単なる普通のスクワットで十分です。ただし、“正しいフォーム”で行います。
O脚やX脚の人は、普段から使っている筋肉に偏りが生じています。そのため、正しいフォームでスクワットをするだけでもしんどいと思います。スクワットの後は筋肉痛の出る部位に偏りが出ます。劣っている部分は筋肉痛が強く、普段から使っている筋肉は筋肉痛が弱く、あるいは出ません。ですが、それで良いのです。正直なところ、1回何かをしたからと言って、一瞬でO脚・X脚が改善されることはありません。続けることが大切で、複雑な動作は必要ありません。
ここで注意しなければならないのは、“決して楽なフォームでやらない”ということです。楽なフォームや誤ったフォームでのスクワットは、O脚やX脚を助長してしまいます。あくまでも“正しいフォーム”で行います。
では、スクワットの正しいフォームとはどういったものなのでしょうか?それは次の項で解説していきます!
正しいスクワットをしよう!
これを朝晩10×3set行ってください。きつければ一日1回10×2~3setで構いません。
騙されたと思ってまずは2週間試してみてください!始める前にO脚に人は両膝の間、X脚の人は両内くるぶしの間を測ってくださいね!そして2週間後に再測定してみてください。
筋肉痛が残っているときの対処法などは過去の記事で紹介しておりますので、そちらをご覧ください(^_-)-☆
最後に
いかがでしたでしょうか?
O脚・X脚はセルフケアである程度は対策ができます。ですが、例えば体重が重かったり、どこかに痛みがあってなかなか自分一人では困難な方もいるかと思います。当院併設リバースではO脚・X脚のお悩みを解消するお手伝いもしております。
接骨院で施術しつつ、当院併設リバースにてO脚・X脚の改善をすることもできますので、気になる方はまずはお電話、お待ちしております(^_-)-☆