煙草・喫煙を実際にやめた方法と、成功して感じるメリット
「「全国たばこ喫煙者率調査」2018年調査」による成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)によると、成人男性の世界と比較した喫煙率は高く(約30%)、日本には約1400万人の喫煙者がいると推定されています。2020年の10月からタバコが50円程度値上げされたことから、喫煙をやめようと考えている方は多いのではないでしょうか?
「タバコは身体に悪い」ということはすでに周知の事実です。「百害あって一利なし」という言葉が当てはまるものです。ですので、この記事では細かくタバコの悪影響については書きません。
この記事では、
・なぜ喫煙をやめようと決心したのか
・喫煙をやめた方法
・喫煙をやめたメリット
について、タバコを止めることに成功した私が、自分の経験をもとに解説していきます!煙草をやめたいと思っている方、やめさせたい人がいる方必見ですよ!
目次
- ○ なぜ喫煙をやめようと決心したのか
- ○ 喫煙をやめた方法
- ○ 喫煙をやめたメリット
- ○ 最後に
なぜ喫煙をやめようと決心したのか
私は大学生の時から喫煙をし、時には1日2箱(40本)喫煙していた時期もありました。もともと煙草やお酒は嫌いで、私が吸うことになるとは私自身が思っていませんでした。ですが、つらい経験などから現実逃避として煙草をいつの間にか吸うようになり、それがやめられなくなりました。
喫煙者あるあるですが、タバコを吸うことがルーティーン化してしまい、必要以上に吸ってしまっていました。朝起きて1本、朝・昼・夕の食事の前後に1本、寝る前に1本、休憩に数本吸うというのが、よく喫煙者がタバコを吸うタイミングです。この状態になると、煙草を吸わずに生活することが苦痛に感じます。
私がタバコをやめようと思った理由は3つあります。
【理由①時間の無駄を感じたから】
煙草を吸うのにわざわざ喫煙所に移動し、喫煙しながら話し込んだりしてしまうと、5分~10分以上は時間を使います。喫煙しているときは満足感や幸福感があるのであまり考えませんが、ふと我に返ると、健康も害して時間も失うというのは無駄以外の何物でもないと気が付きました。また、「タバコを吸いたい」といった欲望や、喫煙時の満足感や幸福感はすべて“中毒”によってもたらされている偽りの感情です。私はとても負けず嫌いで、“煙草に操られている”感じがとても腹立たしく感じ、タバコのために時間を割くのも嫌になりました。友人などで煙草を吸わない方に喫煙所までついてきてもらい、私がタバコを吸い終わるのを待ってもらうのもとても申し訳ないですしね(笑)二人の時間を無駄にしているわけですから。【理由②「お金の無駄を感じたから」】
煙草は銘柄にもよりますが、およそ500円前後します。2020年の10月からさらに50円程度値上がりするわけですから、日常的に吸っているとその金額はかなりのものになります。例えば、1日1箱(20本)吸うと、1か月(30日)で月々1万5千円も煙草に使うことになります。月々1万5千円もあれば何ができるでしょうか?ジムに行ったり、服を買ったり、おいしい食事を食べたり、意外とできることがかなりあることに気が付きました。さらに、タバコで健康を害した場合には、治療費もそこに加算されます。【理由③大切な人達の存在】
煙草をやめようと決心する人の多くが、おそらくこの理由かもしれません。自分の大切な人が煙草を吸って病気になっているのを想像してみてください。あなたは煙草を吸うように大切な人に勧めますか?あなたに煙草を控えるように言う方は、そういった気持ちであなたに言っているのです。私自身もそれに気が付き、喫煙をやめる決意をしました。喫煙をやめた方法
ここでご紹介するのは、実際に私が実践して喫煙をやめることに成功した方法です。
【①運動を始める】
煙草を吸わなくなると、イライラしたり、頭の中が煙草を吸いたい気持ちでいっぱいになります。私の場合は煙草を吸いたくなった際に、その場でスクワットをすることにしました。運動をすると息が荒くなり、煙草よりも酸素や水を欲するようになります。これを繰り返すうちに、筋肉も付き、身体も軽くなり、代謝も上がりました。運動をすると自分の禁煙の努力が身体に良い結果として現れ、「せっかく良くなってきた身体を無駄にしたくない」と思うようになります。私の場合はさらに筋トレに目覚め、喫煙をしていた時とは比べ物にならないほど健康的になりました。一度健康的になってしまうと、喫煙をしていた頃に戻りたいとは思わなくなります。【②水を飲む】
煙草を吸いたくなったら水を飲みます。私の場合は外出中は2ℓの水を持ち歩くようにしていました。煙草をやめると食欲が増します。嗅覚や味覚の回復、ニコチンによる食欲の減退効果が無くなるからです。私は先ほどご紹介した通り運動をしていましたので、その際の水分補給や増加した食欲の対策として水をよく飲んでいました。【③煙草を吸わない環境を作る】
一人暮らしの時は毎日喫煙をしていましたが、実家で家族と暮らすようになると煙草を吸う本数はかなり減りました。普段から煙草を持ち歩かないようにするのも大切です。【④煙草をやめた分のお金で自分へのご褒美を買う】
1日1箱(20本)吸うと、1か月(30日)で月々1万5千円ですから、毎月1万5千円分お金ができます。毎日吸わなかった煙草の分を貯金するのもお勧めです。透明な容器に貯金することで自分の頑張りが“見える化”するので、それを見るとやる気も増します。このお金を自分へのご褒美に使うと、煙草をやめて良かったと思うようになります。【⑤無理はしない】
「吸いたくなったら吸っても良い」これを覚えておきましょう。・煙草は時間やお金の無駄
・自分の大切な人を心配させる
・運動して健康的な身体にもなってきた
・煙草をやめて浮いたお金で自分へのご褒美を買った
正直、これだけのことをやっても吸いたくなる瞬間は最初のうちは必ず来ます。そういう時は、例えば「飲み会の時は吸っても良い」など、少し逃げ場を用意しておきましょう。私の場合はこれでした。長期的にやめるようにすると精神的にも楽でした。「絶対吸わない」と誓ってやめるのも素晴らしいですが、その分それがストレスになり、煙草を吸いたくなってしまうのです。
喫煙をやめたメリット
喫煙しなくなって感じたメリットを思いつく限り羅列します。
今思いつくのはこれくらいですね!これだけのメリットを感じるのであれば、煙草をやめて良かったと改めて思いました。
最後に
いかがでしたでしょか?
今回は私の経験をもとに、煙草をやめた方法について解説しました。
「飲み会の時は吸っても良い」と自分で決めていましたが、次第にお酒が入っているときに吸ってもまずく感じるようになり、今では臭いも味も苦手になりました。
煙草をやめるのは大変です。ですが、覚悟をもって長期戦で挑めば必ずやめることができます。いざとなれば「禁煙外来」で医師に相談をしてみるのも良いと思います。
煙草を吸っていて良いことは無く、煙草を吸わないほうが毎日の生活が充実します。しかし、そのことに気付けるのも喫煙者だからこそだと思います!ぜひ“今”から禁煙を始めましょう!(^_-)-☆