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美容鍼の効果や仕組みは?注意点や効果について解説します!不安な方や初めての方必見です!

美容鍼 女性

女性のお顔の悩みは数知れず(´Д⊂ヽ
「目元のシミがなかったら・・・」「お肌が荒れて・・・」「フェイスラインを細くしたい・・・」

こういったトラブルを改善する方法に「美容鍼」があります!
ですが、顔に鍼を刺すのが怖い人や、内出血が心配という人も多く、美容鍼の存在は知っていてもなかなか一歩踏み出せない方も多いです。

そこでこの記事では、美容鍼の効果や仕組み、美容鍼の注意点について解説していきますね!
鍼自体が苦手という方は、まずは過去の記事をご覧ください('ω')ノ

・過去の記事➀:鍼は痛い?痛くない?【現役鍼灸師が解説】

・過去の記事➁:鍼灸の鎮痛には即効性がある?【理由・解説】

目次

美容鍼とは

美容鍼 女性

美容鍼といえば、上の女性の写真のようにお顔の気になる部分に鍼を何本も刺すのをイメージする方がほとんどだと思います。実はこれ、半分合っていますが、半分外れています。

そもそも美容とは「健康あってこその美容」だと思うのです。病気をしたり、体調が良くない状態だと、その不調がお肌にも反映されてはいませんか?例えばストレスや不規則な生活で自律神経が乱れてしまい、なかなか眠れない日が続いたとします。すると翌日のお顔の状態を鏡で見てみてください。疲れて眠そうな顔で美容も何もないですよね?そのため当院ではお客様の身体の状態を見て、お顔以外にも施術をします。また、お悩みがあればお聞きしますし、食事や生活習慣についてのアドバイスも致します。

美容鍼とはもともと東洋医学における鍼治療を美容に応用したものです。
東洋医学は、「物事は絶えず変化し、バランスを保っている」という考えが根本にあります。この変化が停滞してしまったり、偏ったバランスになった際に異常が起きると考えます。その原因は食事や気候、人間関係やストレス、感情や寒冷刺激など様々です。本来であればそういった事象についても、人は柔軟に変化し、バランスを保てますが、何らかの理由でそのバランスが崩れてしまいます。

そのため施術者は、お客様の停滞したり偏ってしまったバランスを見て、自分自身の力でバランスを取り戻せるようにすることを大事にし、施術を行います。それが美容鍼になったからといって、根本的な考え方が変わることはなく、施術者はお客様のお顔だけでなく、全身の状態を総合的に評価します。

美容鍼の効果

疑問に思う女性

【美容鍼の期待できる効果】

①お肌の色調が自然な色合いになる
➁リフトアップする
③小顔効果
④表情が豊かになる
⑤お化粧のノリが良くなる
⑥お肌のハリ感がアップする
⑦むくみが取れる
⑧シミ・そばかす・小じわ・ほうれい線・目の下のクマ・たるみなどの改善です。

このような効果が期待できる理由は後ほど解説します。

美容鍼は先ほども書いた通り、お客様の停滞したり偏ってしまったバランスを見て、自分自身の力でバランスを取り戻せるようにすることを大事にしています。そのため、例えば一重が二重になったり、たれ目が吊り目になったり、鼻が高くなったり、唇がとても分厚くなったりなど、いわゆる美容整形のような劇的な変化は望めません。美容鍼灸・東洋医学の立場では、それは不自然なことであり、お顔のバランスは本来その人それぞれにあるものですので、それを崩すことはできません。

西洋医学的には具体的な数字で、顔立ちが数値化されて、「美人の顔の比率」があります。ですが、東洋医学では人の内面がお顔に反映されるものだと考えています。ですので美容鍼ではお客様が本来あるべきお顔になる手助けをすることを大切にしております。「ヘルシーな美容」といっても良いかもしれません。

美容鍼の仕組み

美容鍼

「美容」とは付きますが、実際には「鍼」であることに変わりません。
鍼は人間の身体にとっては“異物”です。そのため、身体が異物を排除するための反応を起こします。鍼刺激はこの反応を利用して身体やお顔に様々な反応を起こします。

【誘導作用】

血流が悪い所には刺激で血液を集め、充血したところには離れたところを刺激して、充血した血液を移動させます。これを利用して、肌の色合いを整えたりハリ感を出したり、むくみを取ったりします。また、この作用によりお肌の「ターンオーバー」も促します。ターンオーバーについては次の項で解説しますが、ターンオーバーの改善はシミやしわ、肌の潤い、いわゆる肌年齢の改善に効果的です。

また、普段使わない顔面部の筋肉が使えるようになることで、表情が豊かになり、リフトアップや小顔効果も期待できます。特に表情の豊かさは感情を表現するのに必要不可欠です。感情を表情で表現できる人は、若々しく生き生きとしていて美しく見えませんか?

また、冒頭でも書いたように、東洋医学的にお客様の身体の状態を判断し、体調の改善も行います。

鍼の作用は他にもたくさんあります。鍼が痛いか痛くないかも、過去の記事で紹介しておりますので、気になる方は是非一度読んでみてください。

ターンオーバー

ターンオーバー

「ターンオーバー」とは、皮膚の代謝によってお肌が生まれ変わるサイクルのことです。
ターンオーバーは身体の部位や年齢によって異なります。

ターンオーバーは20代を基準におよそ28日とされています。
そこを基準に各年代のターンオーバーは
10代 約20日
20代 約28日
30代 約40日
40代 約55日
50代 約75日
60代 約100日
大体「自分の年齢×1.5」という数字になります。


ですが、基底層から顆粒層までがおおよそ14日~42日、年齢によってはそれ以上かかります。
それに角質層がはがれるのに0~14日(古い角質は何もしなければ14日で剥がれ落ちる)かかるので、実際にはこの限りではありません。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーは早すぎても遅すぎてもいけません。

「年齢差や個人差があるのに、ターンオーバーが早いか遅いかなんてわからない」と聞こえてきそうなので、ターンオーバーが早すぎるお肌の特徴、ターンオーバーが遅すぎるお肌の特徴について解説します!

【ターンオーバーが早すぎる】

乾燥、油分によるてかり、化粧が崩れやすい、敏感肌、刺激に弱いなど

【ターンオーバーが遅すぎる】

くすみ、ごわつき、ニキビがなおりづらい、シミ、ターンオーバーが早すぎる

ターンオーバーが早すぎてターンオーバーが遅くなることがあります。
頭に「?」が浮かぶかもしれません。
ターンオーバーが早くなる→刺激に敏感になる→守るために角質を厚くする→結果としてターンオーバーが遅くなる

といった流れです。

ターンオーバー=(基底層~顆粒層の期間)+角質層の剥がれ落ちる期間 なので、角質層が剥がれ落ちなくなると結果としてターンオーバーは長くなります。もちろん、体調や年齢、代謝の問題で(基底層~顆粒層の期間)が長くなればターンオーバーは長くなります。ですが、多くの場合は“洗いすぎ”“角質ケアのし過ぎ”でターンオーバーが早すぎる方が多いです。

美容鍼では鍼刺激を“角質の下”に与えることで、お客様自身の力でターンオーバーの周期のバランスが改善できるようにします。

注意点

カウンセリングする女性

美容鍼に限らず、鍼灸を受ける際には、刺激療法のため以下のことにご注意ください。

➀入浴は3時間以上空けてから
➁飲酒や運動は控えましょう
③美容鍼を受けた日は早めに就寝しましょう
④だるさや眠気を感じることがあります
⑤施術後は水を毎日1.5~2L摂取してください
⑥施術後に皮下出血を伴う可能性がありますが、長くても数週間で目立たなくなります。痕が残ることはありませんので大丈夫です
⑦施術中の痛みはほとんどありません
⑧通院の頻度は各鍼灸院のカウンセリング次第になるかと思います

まとめ

患者を励ます理学療法士

いかがでしたでしょうか?

美容鍼はお客様の本来あるべき身体の状態にし、自然なお顔・お肌の状態にする施術を行います。
お顔に使う鍼は鍼の中でも最も細いものを使うので、痛みはほとんど感じません。

シミやしわ、くすみなどをお化粧で毎日隠すのではなく、根本的に身体の状態から改善してはみませんか?

まずはカウンセリングを受けて、一度経験してみてください!(^_-)-☆

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